英語が話せないのは英語教師が無能だから!

素人意見の代表格である、このタイトル。

現役教員としては当たっているような気もするし、思考が貧困な感もある。


ヤフコメより

英語が話せない教師ばかりで話せるようになるわけがない!少なくとも全員TOEIC900以上、それ以外はクビ。


まあ、わかるっちゃあわかります。英語ペラペラなバイリンガルの先生なんか最高ですよね。ただ、理想論すぎて現実的な視点が欠けているかな。


・英語教育日本代表説

いまの英語教員は、いまの待遇で募集をかけて集まった中では一応最高の人たちなんです。全国津々浦々小中高、莫大な数の英語の授業をするには莫大な数の英語教員が必要です。

そんなに大量の英語ペラペラ人材が現在の待遇で獲得できるのか?無理!

そんなペラペラ人材、もっと好待遇なとこにいきますよー。


いまのサッカー日本代表はクソ!全員メッシレベルを連れてこい!

みたいな発想かもしれません。


でも最近の若い高校教員はだいたいTOEIC900、英検1級もってる人、多いです。


年配の先生、中学の先生は...英語力?な感じの人もけっこう見ますが。


日本代表だからもうちょっと頑張れよ🇯🇵って感じなんですかね。


英語教員が英語力を向上させなければならないことは確かですが、現実は現実という感じ。時間がかかると思います。


・ネイティブはだいたい教えるの下手

ネイティブが教えたら伸びると思ってる人は多いですが、自分は疑問です。これも雇用環境の問題かと思いますが、外国人講師は概して意欲低いです。ALTなど、ほとんどバイト、単年契約です。いろんな学校を掛け持ちして食いつないでる感じの人が多い。

適当な教材を適当にコピーして適当にしゃべる、そんな人たちがたくさんいます。

若い外国人講師は、長くて数年の文化体験気分なので、そもそも教えることにも興味ないですし、第二言語習得についての知識もなければ、第二言語学習の経験すらないという有様。生徒のレベルガン無視でしゃべり倒す、過去形の説明に現在完了、関係代名詞ぶちこむなんてことも起こりえます。

そもそも自分が一定程度の第二言語習得の実績がないやつには、教える資格ないと思うのですが。自分がたまたま第一言語として英語

を身につけていただけ。第二言語習得の苦しみ、難しさ、コツを知らずに生徒にそれを強いることなどできるはずがない。自分が

やったことないことをやらせるなということです。